はじめに
今回は、イアン・マートセン(Ian Maatsen)について紹介します!
本記事では、彼のプレースタイルや長所、短所について詳しく解説していきます。
基本情報
出身地 | オランダのフラールディンゲン |
誕生日 | 2002年3月10日 |
身長 | 168cm |
体重 | 57kg |
ポジション | DF |
利き足 | 左足 |
市場価値 | 32億円 |
キャリア
所属年 | クラブ | 出場数 | ゴール | アシスト | 評価点 |
---|---|---|---|---|---|
2019年〜2020年、2023年〜2024年 | チェルシー🏴 | 16 | 0 | 0 | 6.4 |
2020年〜2021年 | チャールトン🏴 | 35 | 1 | 3 | 6.9 |
2021年〜2022年 | コヴェントリー・シティ🏴 | 42 | 3 | 1 | 6.9 |
2022年〜2023年 | バーンリー🏴 | 42 | 4 | 6 | 7.4 |
2024年〜 | ドルトムント🇩🇪 | 12 | 1 | 2 | 7.5 |
初期キャリア
サッカーを始めたのは地元オランダのクラブであり、その後、PSVアイントホーフェンのユースアカデミーでプレーした。しかし、体が小さかったことから退団を余儀なくされたと言われている。その後、スパルタ・ロッテルダム、PSVを経て、チェルシーのユースアカデミーに加入した。
チェルシー(2019-2020)
チェルシーには当時のスカウトから勧誘を受けて入団した。アカデミーでスタメンの地位を確立し、ゲームキャプテンを務めることもあった。カラバオカップでチェルシーが7-1で勝利したグリムズビー・タウン戦でトップチームデビューを果たした。
ローン移籍
トップチームでの定位置を確保するため、そして経験を積むために、マートセンはチェルシーから複数のクラブへのローン移籍を経験した。2020-2021シーズンには、チャールトン・アスレティックへのローン移籍でイングランドのフットボールリーグ(3部)でプレーした。続く2021-2022シーズンでは、コヴェントリー・シティにローンで加入し、チャンピオンシップ(2部)でのプレー経験を積んだ。これらのローン移籍は、マートセンにとって貴重な経験となり、彼の成長と発展に大きく寄与した。
バーンリー(2022-2023)
2022-2023シーズンはチャンピオンシップ(2部)のバーンリーでプレーすることを選択。左サイドバックで定位置を掴み、1月のEFLチャンピオンシップ月間最優秀選手とEFLチャンピオンシップチーム・オブ・ザ・シーズンに選ばれるなどブレイクした。
ドルトムント(2024-)
2023年にチェルシーに復帰したマートセンだが、思ったような出場機会を得ることができず、2024年1月にブンデスリーガのドルトムントにローン移籍を決断。いきなり1月のブンデスリーガ最優秀若手選手賞を受賞するなど大活躍。
オランダ代表
マートセンはオランダの各年代別代表でプレーしており、2023年9月にはA代表に初めて招集された。彼の代表チームでのパフォーマンスも、クラブでの活躍と同様に高く評価されている。
プレースタイル
プレースタイル
・マートセンは、俊敏性とキック精度が武器の攻撃的なサイドバック。バイエルン・ミュンヘンのアルフォンソ・デイヴィスと似ており、左バックまたは左ウィングバックとして最も能力を発揮する。
長所
・多様性と適応性: マートセンは、左バック、左ウィンガー、ウィングバックとしてプレーできる多様性と適応性を持っている。
・攻撃参加:マートセンのスピードとドリブル能力は、敵陣の深いエリアにおいて重要な武器となる。
・キック精度:左足から供給されるクロス、パス、シュートは高精度。チームの可能性を広げる。
短所(改善すべき点)
・空中戦:身長が高くないため、空中戦の勝率が低い。
エピソード
・チェルシーに所属している、ノニ・マドゥエケとは生年月日が全く同じ。
・かつてチェルシーでプレーしていたアンディ・マイヤーズは、マートセンのことをインタビューでこう語っている「マートセンはいつもポーカーフェイスだった。彼が悲しいのか、幸せなのか、その間の感情なのかいつも分からなかったよ」
まとめ
今回は、イアン・マートセン(Ian Maatsen)について紹介しました。
ドルトムントでの成功は、マートセンがキャリアで重要な一歩を踏み出していることを示しています。これからの活躍が楽しみですね。
また次の記事で。
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